お知らせ

大鳥居の修復について

私たちの産土の社 今宮神社は、平安の古より疫神を祀り都の平安を祈る社として崇められ、その祭礼は、町衆の祭として賑わいを極めた今宮祭として今日に受け継がれています。
今宮の大鳥居は、門前通りの南の端、北大路通から少し北へ入ったあたりに位置しています。古来、今宮へは北に抜ける街道筋より東西の参道を辿って詣づるを常としていましたが、船岡山の北へと町並みが広がりを見せる中、今宮の社へとつなぐ新たな参道を設けようとする気運が湧き上がり、大正十五年、南の参道を開くとともに、その北の端に楼門を建立するに至りました。さらに昭和三年、氏子の方々の熱い思いのもと、新たな参道の南の口に松風講の名を掲げた丹塗の大鳥居が奉納され、以来、平安を願う心の拠りどころである今宮の象徴として、大鳥居はこの地になくてはならない大切な存在と親しまれてきました。今では南参道は日々多くの人や車が行き交う生活の道路でもありますが、心の安らぎへと繋がる大切な道であることは今も変わりありません。大鳥居はまさにその象徴として私たちの心に深く根差し、大鳥居をくぐり楼門へと結ばれる道に歩みを進めるとき、私たちはそれぞれの思いを平安の願いへと寄せ合せてきました。
その大切な大鳥居が、平成二十九年十月の台風の災禍によって傾き損なわれ、平成三十年八月には基礎を残して一旦解体され現在に至っています。心安らぐ道へのしるべである大鳥居の復興は安寧を祈る私たち氏子の切なる願いです。平安への願いを込めた大鳥居の姿を御神前に再び興すため、私たちが心を合せ手を携えてゆかねばならないと存じます。来春にも修復事業奉賛会を立ち上げ皆様の篤いお志をいただいて、大鳥居の修復を成し遂げてまいりたいと存じております。皆様のお力をお寄せいただきますことを心よりお願い申し上げます。
平成三十年八月吉日

 

 

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